2021年11月25日
陽だまりのホワイエ
こんにちはGREENです。
めっきり寒くなってきましたね。
思いがけず見つけた日なたの暖かさに
頑としてそこを動きたくなくなる季節です。
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文化会館イチの日なた、陽だまりといえば
大ホールのホワイエです。
「ホワイエ」…
聞き慣れない方もいらっしゃると思いますが、
ロビーのようなものです。
劇場のエントランス(玄関)から客席の導線上にある、
開けたゆとりのある空間を指します。
フランス語の「FOYER」からきているもので、
暖炉や団らんの場、という意味があります。
東金文化会館のホワイエはこの時期、
晴れた日であれば大きなガラス越しの陽射しのおかげでポカポカ。
あぁここで昼寝したい…的誘惑にかられますが、
外から丸見えなので実現したことは有りません。
学校行事などでは
昼食としてお持込いただいたお弁当を
ホワイエで、というご利用が多く有ります。
(客席内は飲食禁止であるためです。)
外の緑、目の前の芝生が良く見えるので、
ホワイエを会場とした特別コンサートも実施しています。
お茶会もここで開催したことがあります。
夜の芝生をライトアップしたり、光源を配置したりして
それをガラス越しに眺めながらのコンサートも実施してみたいなぁ…
と密かにたくらんでいるのですが、
天候に左右される部分が大きい企画なのでいまだ実現していません。
そしてホワイエには大きな非常口が3つ存在します。
有事の際にはこの扉を開放し、客席からの避難経路とします。
ホワイエ2階には東金ゆかりの
酒井小太郎さんの像と由来を記した石碑が。
こちらの2点は日光に含まれる紫外線による劣化を懸念し、
以前鎮座していたエントランス1階から
ホワイエ2階の現在位置まで、けっこうな距離を
男性職員らで避難させてきたものです。
ホワイエエリアでも陽を遮ることができる場所です。
石碑がとにかく重かった…
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催物をご覧にお越しになる方々が
ここでゆっくり時間を過ごす…
という機会はあまりないかもしれませんが、
陽だまりを楽しむことのできる、
癒しの空間が文化会館に存在することを
今回はご紹介させていただきました。
posted by staff at 13:47| 舞台担当(施設係)から